アリババが中国版「旅かえる」配信へ 開発会社と提携

[ITmedia]

　中国Alibaba Groupは4月2日、スマートフォン向けゲームを開発するヒットポイント（開発拠点は愛知県と京都府）と戦略的提携を結び、中国語版の「旅かえる」アプリをリリースすると発表した。

中国語版「旅かえる」

　旅かえるは、旅好きのカエルを旅に送り出し、のんびりと帰りを待つ――という、放置型の一風変わったゲーム。2017年11月に日本語版をリリースし、中国を中心にアジア圏で人気に。米App Annieによると、中国のApp Storeでは390万ダウンロードを突破。ヒットポイントの高崎豊プロジェクトマネジャーは、「iOSユーザーのシェアは、中国が95％、日本が1.5％、米国が0.7％ほどを占める」と話していた（18年3月時点）。

日本版「旅かえる」

ゲーム画面

　Alibaba Groupは、今回の提携で「旅かえるのマーチャンダイジングと共同ブランディング」を推進していき、「（旅かえるに）さらなるエンターテインメント要素を導入していく」とした。