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チケット購入からスタジアムの買い物までスマホ1つで 「シント=トロイデンVV」の公式アプリ、DMMなどが開発へ

» 2018年06月01日 13時40分 公開
[ITmedia]

 DMM.com、Candee、トランスコスモス、ベルギーの1部リーグに所属するサッカークラブ「STVV」(シント=トロイデンVV)を運営するSTVVは6月1日、同クラブのスタジアムのICT化を目指す「Connected Stadium(コネクテッドスタジアム)事業」を開始すると発表した。観戦チケットの購入から駐車場の予約、スタジアムでのグッズ購入などをスマートフォン1つで行える「STVV公式アプリ」を開発、スポーツ観戦の利便性を高める。

photo Connected Stadium事業を始めた4社
photo Connected Stadiumのイメージ

 コネクテッドスタジアム事業は、2017年11月にSTVVの経営権を取得したDMMがファシリテーターとなって推進し、開発リソースも同社が提供するという。トランスコスモスはアプリ開発や運用支援を担当し、子会社のplaygroundが開発した電子チケット発券システム「QuickTicket」の導入、スタジアムで使える地域通貨「Jeton」のデジタル化などにも取り組む。Candeeは海外の市場調査やマーケティング活動を通じて同事業のマネジメントを担当。現場の運営はSTVVが担う。

 公式アプリでは、チケットやグッズの購入の他、試合のライブ配信も視聴できる。スタジアム内の高速インターネット接続環境を使い、試合前から終了後まで楽しめるコンテンツやサービスを提供、観戦の利便性を高める狙い。またスタジアムを起点に周辺地域の活性化にもつなげるとしている。

photo スタジアムの様子

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