ソフトバンクロボティクスは6月25日、四足歩行型ロボット「SpotMini」(スポットミニ)を活用する実証実験を、竹中工務店、大和ハウスグループのフジタとそれぞれ6月に実施したと発表した。各社の建設現場で、SpotMiniが自律的に巡回し、進捗管理や安全点検を行えるかを検証した。結果を踏まえ、2019年夏以降に本格運用する見通し。
今後は、建設現場でSpotMiniを活用するためのデータを収集し、センサーやカメラ、SpotMiniの仕様に基づいたハードウェア技術や、それらを制御するソフトウェアに関わるモジュールなどの開発を続ける。就業者が不足している建設業界で、業務効率化に役立てる。
SpotMiniは、ソフトバンク傘下の米Boston Dynamicsが開発している。前面と背面、側面にカメラを搭載し、空間を立体的に把握しながら歩く。19年に発売を予定している。
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