物書堂が「これまでとこれからの物書堂 〜 App Store 10周年によせて」を公開し、Appleの要請により、これまで個別リリースだった辞書アプリや学習アプリを統合化し、コンテンツストア型に移行する方針を明らかにしている。
文章の中で「要請に応じなければアプリを新規にリリースしたり、アップデートすることもできない」とあるため、条件を受け入れなければ、事実上のリジェクト状態に置かれてしまうようだ。
かといってアプリがバラバラだと串刺し検索が出来ない、ブックマーク管理が各アプリでバラバラになるなどデメリットもあるため、タイトルごとにアプリをリリースするやり方をやめて、秋に「辞書」のカテゴリを統合したアプリと、「英単語」のカテゴリを統合したアプリをリリースすることにしたそうだ。
既存のアプリを購入したユーザーは、無料で移行できるように実装しているそうだ。
こうした同じジャンルに同じような機能で、中身が違う個別アプリは統合型に移行しなければならない流れになっており、物書堂も、この新しい流れに対して前向きに移行する方向になったよう模様。
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