メルカリは11月2日、本やCDなどの取り引きに特化したフリマアプリ「メルカリ カウル」(iOS/Android)の提供を12月17日に終了すると発表した。バーコードを読み取って簡単に出品できる機能や新刊書籍の販売など、メルカリ カウルの機能の大部分が「メルカリ」にも追加されたため、メルカリに一本化する。
メルカリ カウルは、本やCD、DVD、Blu-ray Disc、ゲームなど「エンタメ・ホビー」カテゴリに特化したアプリとして2017年5月にサービスを開始。商品のバーコードを読み取ると、タイトルや定価、売れやすい価格などの情報を自動で提案する機能が目玉だったが、この機能は18年6月にメルカリにも実装された。
終了にあたり、各カテゴリーで最も取り引きされた商品のランキングを発表した。本は「大家さんと僕」(矢部太郎著)、漫画は「ONE PIECE 巻89 BADEND MUSICAL」(尾田栄一郎)、CDは「初恋」(宇多田ヒカル)、DVDは「アナと雪の女王」、ゲームは「モンスターハンター:ワールド」(PlayStation 4)となっている。
メルカリは新サービスを相次いでリリースする一方、サービス終了の判断も早い。今年に入って、即時買い取りサービス「メルカリNOW」、勉強や趣味などのレッスンをユーザーが登録し、学びたいユーザーが購入・受講できるアプリ「teacha」、地域コミュニティーアプリ「メルカリ アッテ」などを終了している。
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