東京メトロ(東京地下鉄)と東京電力エナジーパートナーは11月20日、モバイルバッテリーレンタルサービス「充レン」の共同実験を開始した。丸の内線「後楽園駅」、南北線「溜池山王駅」に無人のレンタルスタンドを設置し、スマートフォンユーザーに貸し出す。料金は300円(税別)から。
充レンは、東京電力エナジーパートナーが今年7月から東京・お台場エリアで実証実験を行っているサービスで、りんかい線やゆりかもめの駅(一部)、アクアシティお台場など16カ所に計20台のレンタルスタンドを設置済み。専用アプリなどを使う必要がなく、スタンドが設置されていればどこにでも返却できる。東京メトロでは、駅構内に置いたレンタルスタンドの利便性やニーズを検証するとしている。
モバイルバッテリーを借りる際は、レンタルスタンドのタッチパネルでスマートフォンの接続端子を選び(Lightning、Micro USB、USB Type-C)、メールアドレスを入力。クレジットカードで決済するとスタンドの筐体からバッテリーが引き抜ける。バッテリーの容量は4200mAhで、一般的なスマートフォンを1〜1.5回充電できる。
料金は300円(翌日午前0時まで)。3日目、4日目は1日300円が加算され、4日目の24時を過ぎると買い取り扱いとなって3000円の支払いが発生する(総額3900円)。
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