モバイル決済サービス「PayPay」が12月に行った「100億円あげちゃうキャンペーン」のボーナス付与を、1月8日から10日にかけて順次行うと、運営元が8日に発表した。1人で複数のアカウントを利用するなどの不正を行った場合は付与が取り消しになることも発表された。
「100億円あげちゃうキャンペーン」は、12月4日にスタート。PayPayで支払った購入額の20%が「ボーナス」として電子マネーで戻ってくる上、一定の確率で全額還元が受けられるとあり話題になった。13日に還元総額が100億円に達し、当初の想定より早く終了した。
当初、ボーナスの付与は「1月10日」としていたが、前倒してスタートした。ボーナスを受けるユーザーは、アプリの「残高」タブから確認できる残高明細に、「PayPay残高付与の処理中」と表示され、8日から10日にかけ、決済番号ごとに別々のタイミングで付与される。残高に反映されると、残高明細に「PayPay残高GET」と表示される。
ボーナスが取り消され、残高明細に「PayPay残高付与の取消」と表示されるケースもある。購入をキャンセルして返金を受けた場合や、利用規約違反があった場合、複数のPayPayアカウントで付与を受けたことが確認された場合などに残高が取り消されるという。
クレジットカードの不正利用や架空の取り引き、取り引きの分割、複数のPayPayアカウントでの同一クレジットカードの利用、1人のユーザーによる複数名義の支払い手段の利用などの不正があった場合も、特典の付与を取り消したりアカウントを停止するといった措置を行うという。
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