「万葉集」解説書、爆売れで緊急重版 “新元号特需”で
平成に代わる新元号「令和」の出典は、日本最古の和歌集である「万葉集」だ。元号が発表されて以降、関連書籍の売り上げがアップしており、版元が緊急重版を決めるなど対応に追われている。
Amazon.co.jpや楽天ブックスなどネット書店を見ると、4月2日時点で最も売れている万葉集関連書籍は、角川ソフィア文庫の「万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」(角川書店編)で、2日までにAmazon、楽天とも品切れになっている。
同書は、万葉集から名歌140首を選び、解説した書籍。新元号「令和」の典拠となった梅の花の歌も収録されている。版元のKADOKAWAによると、新元号発表以降、書店からの注文が相次ぎ、ネット書店でも売り切れが続出しているという。
ニーズに対応するため同社は4月1日、8000部の重版を決定。それでも注文に追いつかないと判断して2日、さらに1万2000部上乗せして2万部重版することを決めた。重版分には、新元号が収録されている旨を知らせる帯を付け、4月中旬ごろに配本するという。
角川ソフィア文庫では、万葉集全首に現代語訳を付けた「新版 万葉集」(伊藤博訳注)シリーズ(1~4巻)も売れている。梅の花の歌が収録された第1巻が得に人気で、KADOKAWAはこちらについても、1万部の重版を決めた。
このほかKADOKAWAは、「新版 万葉集」の2~4巻や「はじめて楽しむ万葉集」など、角川ソフィア文庫の万葉集関連書籍7冊も合計3万部重版する予定。緊急重版で“万葉集特需”に対応する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
プールにはおしっこが何リットル混じっている? 人工甘味料を基に計測 カナダチームが2017年に調査
-
2
セブンに「セルフ発送機」 レジ経由せず、約10秒で荷物を発送
-
3
東京23区で「徒歩10分以内」に駅がない地域はどこ? 駅空白地帯マップが話題
-
4
「洋服の青山」初の空調ウェア、自腹レビュー “きちんと感”なのに涼しい、よく考えられたデザインに驚いた
-
5
“ドパガキ”がショート動画を止められない理由 fMRIを使って若者の脳活動を分析 中国チームが研究
-
6
「Microsoft Teams」障害か 朝から「会議に入れない」【復旧】
-
7
ダークパターン規制記事に、閉じにくい巨大広告 「これもダークパターンでは」ツッコミ殺到
-
8
「nanacoクレジットカード」登場 利用額に応じATMで現金還元、日本初
-
9
Appleの“布”ほぼ半額に 新モデルが1580円で販売開始 変更点は
-
10
FANZA、成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」発表 先行体験は8月24日から
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR