　ゲームエンジン「Unity」を提供する米Unity Technologiesの日本法人ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは5月28日、任天堂のVRキット「Nintendo Labo Toy-Con 04:VR Kit」をUnityでサポートすると発表した。Nintendo Switch向けVRゲームを、Unityで開発できるようになる。

　VR Kitは、Nintendo Switch本体と組み合わせ、VRゲームで遊べる段ボール製キット集。ゴーグル型のキット「VRゴーグル」にSwitch本体とJoy-Conをはめこんだ上で、「バズーカ」「カメラ」「トリ」など5種類段ボールキットと組み合わせれば、VR用コントローラー「Toy-Con」になる。

　Unityを使ったNintendo Switch向けVRゲーム開発については、任天堂の開発者向けポータル「Nintendo Developer Portal」で情報提供している。

　ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、2013年に任天堂とパートナシップを締結し、Wii U、Nintendo 3DS、Nintendo Switch向けの開発ツールを支援してきたという。「Unityで開発される多くのVRゲームがリリースされることを目指し、デベロッパーをサポートする」と表明している。

任天堂の段ボール「VR kit」のゲーム映像公開、自身でVRゲーム作成も可能
64種類超のVRゲームを楽しめる他、自身でVRゲームを作ることもできる。
Nintendo Laboの「Toy-Conガレージ」は“まるでプログラミング”だった
任天堂は、「Nintendo Labo」（ニンテンドーラボ）の新モード「Toy-Conガレージ」の紹介動画を公開した。
Nintendo Laboの新モードが明らかに　オリジナルのToy-Conを発明する「Toy-Conガレージ」
任天堂は2月15日に公開した「Nintendo Labo」（ニンテンドーラボ）の紹介動画で、オリジナルのToy-Conを発明できる「Toy-Conガレージ」というモードの存在を明らかにした。