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» 2019年08月30日 14時51分 公開

5GやAI PaaSは「過度な期待」のピーク 2019年版「ハイプ・サイクル」公開

米Gartnerは、先進テクノロジーが登場した後の動きを視覚的に説明する「ハイプ・サイクル」の2019年版を発表した。5Gやバイオチップ、AI PaaSなどは「過度な期待」のピーク期にあるという。

[ITmedia]

 米Gartner(ガートナー)は8月29日(現地時間)、「先進テクノロジーのハイプ・サイクル」の2019年版を発表した。5Gやバイオチップ、AI PaaS(サービスとしてのAIプラットフォーム)などが「過度な期待」のピーク期にあり、レベル4までの自動走行などは「幻滅期」に入ったという。

「先進テクノロジーのハイプ・サイクル」の2019年版

 2019年版でガートナーが着目した先進テクノロジートレンドは、(1)センシングとモビリティ(センサー技術、それを活用する自動走行など)、(2)オーグメンテッド・ヒューマン(人間の能力を上回る人工装具、バイオチップなど)、(3)次世代のコンピューティングとコミュニケーション(新しいアーキテクチャのコンピュータ、5G、低軌道衛星システムなど)、(4)デジタル・エコシステム(ナレッジ・グラフ、合成データ、非中央集権型Webなど)、(5)高度なAI/アナリティクス(機械学習、エッジAIなど)。今後、5〜10年にわたって高い競争優位性をもたらす可能性があるとしている。

 2019年版の制作にあたり、ガートナーは昨年までの方針を見直し、過去に取り上げていない最新技術を紹介することに注力したという。このため2018年版にあったテクノロジーのほとんどが姿を消しているが、「そうしたテクノロジーが引き続き重要であることに変わりはない」としている。

「先進テクノロジーのハイプ・サイクル」の2018年版。紹介されている技術の多くが2019年版には入っていない

 ハイプ・サイクルは、実用化の可能性や市場の期待、企業の採用状況などを基に、新しいテクノロジーの評価や普及時期を図示したもの。メディアの報道などによって、「過度な期待」がふくらむ時期や、それが急速にしぼむ「幻滅期」など5つの段階がある。

【訂正:2019年9月2日更新 ※2018年版の画像が異なっておりましたので修正しました】

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