NTT東日本、西日本など6社は1月21日、eスポーツ関連事業を手掛ける新会社「NTTe-Sports」を31日付で設立すると発表した。NTTグループの通信網や、特定のエリア内に限定して5Gネットワークを構築する「ローカル5G」などの技術を生かし、eスポーツ施設の運営、動画コンテンツの配信、自治体と連携したイベントの開催などを手掛けていく。
NTT東西の他、エヌ・ティ・ティ・アド、NTTアーバンソリューションズ、スカパーJSAT、タイトーが共同で設立する。資本金は3億円。出資比率は明かしていない。
新会社は7月以降、オフィスビル「秋葉原UDX」(東京都千代田区)にeスポーツ施設を開設。プロ選手を誘致し、イベントなどを開催する。eスポーツ人材の育成支援や、動画コンテンツなどの配信なども行っていく。
プロチーム・学校・福祉施設に技術を教える講座や、eスポーツを使った地域活性化に関する自治体向けのコンサルティングも提供する。
取り組みの第1弾として、アーケードゲームの大会「闘神祭2020 -World Championship of ARCADE-」を出資元のタイトーと共催する。4月までに全国のゲームセンターで予選大会を実施し、5月に東京ビッグサイトで決勝戦を行う。
NTTe-Sportsはこの大会に、競技進行や会場運営に必要な技術を提供する。出資元であるスカパーJSATが持つコンテンツ制作・映像配信のノウハウを活用し、大会の海外展開などもサポートする。
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