ビデオコーディング規格「H.266/VVC」の最終仕様発表 H.265/HEVCからビットレートを50%削減
独フラウンホーファー・ハインリッヒ・ヘルツ通信技術研究所は7月6日(現地時間)、新しいグローバルビデオコーディング規格「H.266/Versatile Video Coding(VVC)」の最終標準規格を発表した。この新規格はApple、Ericsson、Intel、Huawei、Microsoft、Qualcomm、Sonyなどの業界のパートナーとともに数年にわたり研究と標準化のために取り組んだ努力の成果であると述べている。
この新規格では圧縮が改善され、従来規格であるH.265/高効率ビデオコーディング(HEVC)と比較して、同等の映像品質でビットレートを約50%削減し、より高速な映像伝送が可能になる。
H.266/VVCは、SDからHD、4K、8Kまでのすべてのビデオ解像度を効率的に伝送・保存し、ハイダイナミックレンジビデオや無指向性360度ビデオにも対応しているという。
現在、モバイル機器に搭載可能なH.266/VVC対応の新しいチップの設計が進められているそうだ。
同研究所ビデオコーディング・アナリティクス部門の責任者であるトーマス・シエル博士は「秋に、H.266/VVCをサポートする最初のソフトウェア(エンコーダーとデコーダーの両方)をリリースする」とコメントしている。
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