IT調査会社のアイ・ティ・アールによると、2019年度の国内のWeb会議市場規模は、前年度比22.8%の111億4000万円と大きく成長した。19年度末には新型コロナウイルスの感染が広がったことで需要が急伸。ほとんどのベンダーが大きく売り上げを伸ばした。23年度には19年度の3倍の市場規模になると予測している。
今後は、コロナ禍の収束や対策意識の低下による一定数の解約が想定される他、急激な市場拡大に対応するインフラ増強や機能拡大に対応しきれなかったベンダーが市場からの撤退を余儀なくされることも考えられるが、その影響は限定的とみており、市場の拡大は続くと推定している。
中堅・中小企業のテレワーク、社員のITリテラシー格差が課題に 「Web会議が円滑に進まない」などの声
コロナ禍でテレワーク普及も、日本はクラウド後進国のまま? その裏にあるSI業界の病理Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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