　2011年に発生した東日本大震災の復興支援として、ヤフーとLINEは3月11日、ユーザーが「Yahoo! 検索」と「LINE Search」それぞれで「3.11」と検索すると、両社が10円ずつ（計20円）寄付する「3.11 検索は、チカラになる。」を開始した。3月11日の期間限定で、寄付総額の上限は、両社それぞれ5000万円。

　同施策は2014年に開始。「3.11」で検索すると復興支援コンテンツ「3.11 これからも、できること。」へのリンクを表示する。「寄付」「知る」「買う」「防災」などのカテゴリから、被災地に暮らす人々の今を知る記事や、「Yahoo! ショッピング」と連携した東北産の農作物や工芸品などの購買ページ、防災コンテンツ、関連ニュースなどを閲覧できる。

　寄付は、検索以外にも、ユーザーが寄付した額と同額をヤフー側が寄付する「災害復興みらい募金」を「Yahoo!基金」内に設置。Tポイントで寄付できる。LINEは、購入代金を寄付に回す「ヒカキン SMILEスタンプ」の他、LINE PayとLINEポイントで寄付できる専用ページをオープンしている。

Yahoo！JAPANで「3.11」検索すると10円寄付　震災関連語の検索数を可視化する「ビジュアライザ」も
「Yahoo！検索」で3月11日に「3.11」を検索すると、1人につき10円をヤフーが被災地の財団に寄付する。震災関連のキーワードを分析・可視化した「ビジュアライザ」も公開した。
日常生活に防災要素を取り込む「防災スタイル」を定着させよう
防災スタイルは、普段の生活と防災、災害時の避難生活がシームレスに移行できるような取り組みだ。
ヤフーとLINEが“全国一斉防災訓練”実施　とるべき行動をアプリで通知　阪神・淡路大震災から27年で
ヤフーとLINEが、地震発生時に取るべき行動を確認する防災訓練「全国一斉シェイクアウト訓練」を、阪神・淡路大震災の発生から27年たつ17日に実施する。
LINE、災害情報を配信するサービス開始　「Yahoo!防災速報」と連携
LINEが、メッセージアプリ「LINE」で災害情報を配信するサービス「防災速報」の提供を始めた。ヤフーと連携し、スマートフォンアプリ「Yahoo!防災速報」の避難情報、地震・津波情報、気象警報などを提供する。