米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは6月22日(現地時間)、プラットフォーム上での支払い機能「Facebook Pay」(日本未対応)の名称を「Meta Pay」に変更したと発表した。将来的には「メタバースのウォレット」にしていくという。
Facebook PayのMeta Payへの名称変更については5月に予告していた。ザッカーバーグ氏はFacebook投稿で、メタバースのウォレット構想について語った。
Facebook Payは、Facebook、Messenger、Instagram、WhatsAppで使える決済サービス。プラットフォーム上でのショッピングや投げ銭、寄付、ユーザー同士の送金などに利用できる。
将来的には、メタバース上で所有する「仮想の衣服、アート、動画、音楽、バーチャルイベントなど、作成したり購入したりしたあらゆる種類のデジタルアイテム」の所有権を示すウォレットにするとしている。
「特にこれらのアイテムを様々なサービスに持ち運びたい場合に重要になる」。Metaは現在、InstagramでNFTの投稿・共有のテストを実施している。こうしたNFTもMeta Payで管理することになりそうだ。
「デジタルアイテムを簡単に使える場が多いほど、クリエイターにとってのチャンスも大きくなる」(ザッカーバーグ氏)
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