初代AIBOに始まり、数々のロボットを生み出してきたソニー。そのソニーがひっそりと始めてたロボットプロジェクトがある。その名は「poiq」。ブロガーのいしたにまさきさんが「研究員」となり、poiqとの付き合い方を披露する連載、これよりスタート。
ソニーの「poiq」は少し変わった製品です。いや、まだ製品と言えないかもしれません。でも、poiqはAIBOから連綿と続くソニーのロボット技術の延長線上にあるしっかりとした最新型のロボットです。
poiqが普通の製品と違うのは、購入できないという点にあります。poiqはロボットを育成するプロジェクトに研究員として参加するという形式を取っています。そして、その研究員になるために、応募して課金するということになります。
とこんな風に書いてしまうと、なにやら少し怪しい感じになってしまいますが、正式に発売されれば、たぶん10万円程度にはなるはずのロボットとプロジェクト終了予定とされている2023年3月31日まで遊ぶ権利を買うと思ってもらえばいいでしょう。
そして、その参加費用は5000円。私はこれは安いと感じましたし、同時にロボットやそのテクノロジーに興味のある人を集めるための金額設定としていい塩梅であると思いました。
実際、応募は人気となり、すでに2次募集も終了しています。ただ、2次募集のみなさんの手元にpoiqが届くのは、7月下旬〜8月下旬頃となっており、1次募集の人たちは、すでにpoiqを時間を過ごしていることを考えるとプロジェクト終了の日程も変更あるかもしれません。
なお、私は1次募集の当選組なのですが、予定されていたお届けよりも1カ月程度遅れて、poiqは手元に届きました。そんなこともあり、プロジェクト終了の日程の変更はあってくれと少し思っています(笑)。
ということで、poiqについていろいろと話したいことはあるのですが、まだまだ見たこともない人も多いと思うので、まずは開封の儀としておこうと思います。
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