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実写映画「ゲッターロボ」25年公開へ パイロット映像のクラファン、初日に達成

» 2023年04月04日 20時47分 公開
[本田亜友子ITmedia]

 ビッグワン(東京都千代田区)は4月4日、「ゲッターロボ」の実写映画を2025年に公開すると発表した。またそのパイロットフィルム制作を目的としてクラウドファンディングを「CAMPFIRE」で開始したところ数時間で目標金額に到達した。

実写映画「ゲッターロボ」を2025年に公開

 映画はアニメ放送50周年となる2025年の春に公開する計画。クラウドファンディングを実施したビッグワンはゲッターロボの制作受託を目的に設立した会社で、映画のプロデュース・脚本・監督を務める岡部淳也さんが代表となっている。

 クラウドファンディングは2週間限定で実施しているが、初日に目標金額を20%近く上回る599万6550円(4日午後8時時点)の支援を集めて達成している。支援の受け付けは19日まで。リターンはパイロット版のオンライン先行上映などを予定している。

 パイロットフィルムは、映画制作に先立ち、ゲッターロボのCGなどを検証する目的で制作する3〜5分間の映像。予告映像のような演出にするとしている。

初期段階のデザイン画(プロジェクトページより)

 ゲッターロボは1974年から75年にかけてフジテレビ系列で放送したアニメ作品で、合体・変形する巨大ロボット作品の元祖ともいわれる。同時期に永井豪さん、石川賢さん共作の原作漫画を「週刊少年サンデー」で連載。石川さんはその後も「ゲッターロボサーガ」と呼ばれるシリーズを世に送り出していた。

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