北海道が釧路湿原周辺で大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設中の事業者に森林区域での工事中止を勧告した問題で、事業者である日本エコロジー(大阪市中央区)は9月2日、勧告を受けた事実を認めた。
森林法は、太陽光発電所の設置を目的に0.5ヘクタールを超えた森林を開発する際には都道府県の許可が必要と定める。北海道によると、事業者は約4.2ヘクタールの敷地にソーラーパネル6600枚を設置する計画を釧路市に提出。計画では森林の面積が0.5ヘクタールに満たないとしていたが、北海道が調査した結果、0.86ヘクタールだった。
日本エコロジーは、「植林するなどの是正措置を今後、北海道などと協議していきたい」としている。
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
Special
PR