日本の任天堂にサイバー攻撃を仕掛けたと新興ハッカーグループが主張していると、脅威検知&追跡プラットフォームを提供するHackmanacのXアカウントが10月11日に伝えた。
Hackmanacのポストによると「Red Hatへの侵害で知られるハッキンググループCrimson Collectiveが、今度は任天堂への侵害を行ったと主張している」という。添付された写真には「nintendo topics」関連のディレクトリーとみられる画像も添付されているが、真偽は不明。
Crimson Collectiveは、データを漏えいさせて企業を脅す犯罪グループ。米国のセキュリティソフトベンダー、Rapid7は10月8日、自社ブログでCrimson Collectiveを「クラウド内での活動が観察された新たな脅威グループ」とピックアップして警鐘を鳴らした。
Rapid7によると、Crimson CollectiveはRed Hatの「GitLab」から非公開データを窃取したと主張するなど、9月までに複数の事案に関与した疑いがあるという。AWSクラウドを標的とし、不正アクセスや認証情報を悪用して機密データを窃取、金銭を要求するという手口だった。
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