スペインのサンチェス首相は2月3日、16歳未満の子供のSNS利用を禁止すると発表した。SNSの弊害から子供の健全な育成を守るためで、運営企業に年齢確認を義務付ける方針だ。ロイター通信が報じた。
SNSを巡っては、昨年12月にオーストラリアが世界で初めて16歳未満の利用を禁じる法律を施行。フランスでも今年1月、国民議会(下院)が15歳未満の利用を禁止する法案を承認するなど、各国で未成年への規制強化が相次ぐ。ロイターによると、ギリシャも15歳未満のSNS利用を禁止する方針を示した。
サンチェス氏は3日の演説で、SNS空間には「依存症、虐待、ポルノ、暴力」がはびこっていると指摘。子供たちを「デジタル無法地帯から守る」と訴えた。
豪州では子供が大人の写真を使うなどして年齢確認をすり抜けるケースが散見されており、サンチェス氏は運営側に「実際に機能する」年齢確認を求めるとした。ただサンチェス氏の社会労働党は下院で過半数に達しておらず、狙い通りの実現は困難との見方もある。(桑村朋)
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