集英社のコミックスフェア「ナツコミ2026」特典「メタキラカード」が国内フリマで高額転売される中、米オークションサイト「eBay」でも「ONE PIECE」カードが1万円前後の高額で大量に取引されている。
編集部が7月3日に確認したところ、1つの出品だけで962点が売れた例もあった。価格は徐々に下がってきているものの、書店での混乱の背景には、海外コレクターの需要もありそうだ。
メタキラカードは、集英社が7月1日から全国の参加書店で配布している特典。コミックスを購入した顧客などに、ONE PIECEなど人気作品のイラストと作者の印刷サインをあしらった光沢カード(全22種)を配る。
配布開始前から「メルカリ」など日本のフリマで高額販売されていた他、eBayでも多数の出品者が日本からメタキラカードを出品しており、ONE PIECEのカードが目立って多い。
東京・秋葉原の出品者「Ash's TCG World」は、ONE PIECEのカードを、1枚55.49ドル(約9000円)で販売しており、これまでに962点が売れている。別の出品では1枚107.99ドル(約1万7000円)で322枚を売り、在庫は86点となっている。
カードの配布が始まる前の6月29日時点では、ONE PIECEのカードは1枚80ドル〜110ドル程度(1万2000円〜1万8000円前後)で取引されていた。7月1日の配布開始後に流通量が増え、相場が下がったとみられる。
書店の店頭でも混乱が続いている。神奈川県のTSUTAYA南足柄店は1日、特典をもらえなかった来店者から返金の強要や脅迫まがいの暴言を受け、警察を呼んだと公式Xで明らかにした。また「ルールを守らない客が多い」として配布を中止する書店も出るなど、各店が対応に追われている。
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