米Amazonは7月2日(現地時間)、低軌道衛星ブロードバンド事業「Amazon Leo」(旧称「Project Kuiper」)の打ち上げ進捗をまとめた公式ブログを更新した。Leoでは2025年4月にフル規模の衛星配備を開始しており、初年度だけで11回のミッションを完了、300基以上の衛星を打ち上げて、軌道上の衛星コンステレーションとして世界3位の規模になったとしている。今後は打ち上げ頻度をさらに引き上げる方針で、契約済みの打ち上げ回数は100件を超えている。
直近では、6月17日に欧州Arianespaceの「Ariane 6」ロケットが仏領ギアナのクールー射場から打ち上げられ、36基の衛星を投入した。今回のミッション「LE-03」は、アップグレードされた大型固体ロケットブースター「P160C」を採用したことで、従来のAriane 6による2回のミッションを上回る最大搭載数を実現。この打ち上げにより、Amazon Leoの累計配備数は367基に達し、Arianespaceによる打ち上げ基数も累計100基に到達した。
さらに米ULAの「Atlas V」ロケットによる次のミッション「LA-08」も、米フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から7月2日の打ち上げを予定しており、29基の追加投入を計画している。打ち上げが成功すればLeoの衛星は合計396基に達する見込みだ。
一方、競合の米SpaceXが展開する「Starlink」は、同社が公表した新規株式公開関連のSEC届出書によると、2026年3月末時点で約9600基の衛星を運用しており、契約者数は約1030万人、サービス提供地域は164の国や地域に達しているという。
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