冷凍食品大手のニチレイがサイバー攻撃を受け、出荷業務などを停止していた問題で、ランサムウェアグループ「RansomHouse」がダークウェブ上のリークサイトに犯行声明を出していたことが、7月22日までに分かった。
RansomHouseは、2025年10月に発生したアスクルへのサイバー攻撃でも犯行声明を出したグループだ。
脅威情報を提供するサービス「HackRisk.io」によると、ダークウェブ上のリークサイトに「暗号化済み:2026年7月13日」「ステータス:証拠(EVIDENCE)──あなた次第」などの記載があり、「証拠パック」と称するデータがダウンロード可能になっている。
声明ではニチレイ経営陣に対して、「我々は長い間あなた方を待っていたが、貴社のIT部門は社内で発生したインシデントを隠蔽することを決めたようだ。機密やプロジェクト文書の流出を防ぐため、我々に連絡することを強く推奨する」など、連絡を促すメッセージが含まれている。
ニチレイでは7月13日からシステム障害が発生し、サイバー攻撃を受けたことを確認。物流子会社の入出庫業務などに影響が出て冷凍食品の流通が混乱した。受けた攻撃の詳細などは明らかにしておらず、RansomHouseの主張が事実かどうかは、現時点で確認できない。
RansomHouseは、データを暗号化するなどして金銭を要求するランサムウェア攻撃で知られるグループ。25年10月のアスクルへの攻撃では、約1.1TBのデータを窃取したと主張する犯行声明を出していた。
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