「携帯電話には脳腫瘍リスクがあります」警告ラベル義務付け、米州で提案:せかにゅ
「携帯電話から出る電磁波には脳腫瘍を引き起こす恐れがあります。できるだけ体から離して使いましょう」――携帯電話にこのようなラベルの添付を義務付ける法案がメイン州で提出された。
携帯電話の脳腫瘍リスク、警告義務付け法案
米メイン州の議員が、「携帯電話には脳腫瘍を引き起こす可能性がある」と警告するラベルを携帯電話に付けさせようとしている。同州のアンドレア・ボーランド議員は、携帯電話メーカーに対し、携帯電話の本体とパッケージに脳腫瘍リスクについて警告するラベルをはることを義務付ける法案を提出した。警告文には、携帯電話を体から離して使うように勧める文章も盛り込むという。この法案は2010年に州議会で審議される。
ボーランド議員は、携帯電話が発する電磁波と脳腫瘍の関連性が研究で示されていると主張しているが、携帯電話の健康リスクについては科学者の間で意見が一致していない。同議員自身は携帯電話を利用しているが、スピーカーを使って頭から離して使うようにしているという。
Maine to consider cell phone cancer warning(AP)
MacクローンメーカーPsystar、現在はTシャツのみ販売
主力事業であるMacクローン販売を差し止められても、Psystarはビジネスを続けるつもりのようだ。同社の弁護士は、Psystarは廃業はせず、エミュレーションソフト「Rebel EFI」の合法性をめぐり争っていくと話している。Appleに対する独禁法訴訟も続ける意向だ。同社のサイトでは、Macクローン以外の唯一の商品だったRebel EFIは「在庫切れ」となっており、15ドルのTシャツのみを販売している。
Contrary to report, Psystar not shutting down, lawyer says(PCWorld)
Microsoft、Bingの名前めぐり訴えられる
米国のグラフィックデザイン会社Bing! Information Designが、Microsoftが検索エンジンに「Bing」の名前を使っているのは商標侵害だとして訴訟を起こした。この会社は2000年からBing!ブランドを利用しており、「MicrosoftがBingのマーケティングを大々的に展開したことで混乱が起き、ブランドが希薄化された」と主張。MicrosoftがBingという名称を使用することを中止し、関連する宣伝資料を破棄し、損害賠償を支払うことを求めている。ただし、Bing! Information Designは「Bing!」の商標をまだ登録申請中だ。
Design firm sues Microsoft over Bing trademark(The Register)
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