パナソニックの3Dテレビ、発売1週間で売り切れ 米国で:せかにゅ
3Dテレビが売れるのかどうか、懐疑的な見方をする向きもいるが、少なくともパナソニックの3Dテレビは米国でよく売れているようだ。
パナソニック、米国で3Dテレビが売り切れに
パナソニックが米国で3月10日に3Dテレビを発売したが、すぐに売り切れたという。同社が大手量販店Best Buy限定で、50型3Dテレビ、3Dメガネ、3D対応Blu-rayプレーヤーをセットで約2900ドルで発売したところ、1週間で品切れになった。店舗では入荷待ちの状態になっている。パナソニックは2010年度の3Dテレビ販売数を全世界で100万台と見込んでいる。
ライバルであるSamsungは3月14日に55型3Dテレビを3300ドルで発売しており、ソニーは6月に発売を予定している。調査会社iSuppliの予測では、3Dテレビの今年の販売台数は420万台、2011年には1290万台に増える見込み。
Panasonic 3-D TVs Sell Out as ‘Avatar’ Technology Reaches Homes(BusinessWeek)
ソニー、家庭向け3Dカメラを開発
ソニーが3D推進戦略の一環として、消費者向けの3Dカメラを開発している。同社は既にプロ向けの3Dカメラを提供しているが、消費者が3Dの画像や動画を作成できるカメラを投入することで、家庭への3D普及を後押ししたい考えだ。同社は家庭用3Dテレビを6月に投入する予定で、同時期にプレイステーション 3(PS3)を3D対応にするアップデートもリリースするという。
Sony Working on a 3D Camera for Consumers(PCWorld)
スペインの裁判所、「P2Pファイル交換は合法」の判決
スペインで、TorrentによるP2Pファイル交換は合法であるとの判決が下された。同国の判事は、コンテンツを非営利目的で交換することは法律の範囲内であるとした。「P2Pネットワークはインターネットユーザー間でデータを送信するパイプに過ぎない。このため知的財産法で保護された権利を侵害していない」と判事は話している。
File Sharing And Torrent Websites Now Legal In Spain(The Next Web)
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「コンテンツを作ってもお金を稼げないなら、いずれコンテンツ自体がなくなってしまうと消費者は理解すべき」と業界関係者は語っている。(ロイター)
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