AT&T、Leap Wireless買収でLTE向け周波数帯獲得へ
米通信キャリア2位のAT&Tは7月12日(現地時間)、プリペイド携帯電話サービスの米Leap Wireless Internationalを1株当たり15ドルで買収することで合意に達したと発表した。買収総額は約12億ドル。Leapは28億ドルの負債を抱えており、実質的な買収コストは約40億ドル。米連邦通信委員会(FCC)や米司法省の承認を待ち、向こう6~9カ月で取引を完了する見込みという。
この買収により、AT&Tは約500万人の加入者と、約1億3700万人をカバーできる周波数帯(PCSおよびAWS)を獲得する。AT&Tは買収完了後すぐにも、Leapの遊休周波数帯(4100万人をカバー)をLTEネットワークに利用するとしている。Leapが展開している「Cricket」ブランドのプリペイド携帯サービスは、ブランド名を残して運営する。
AT&Tはかつて、後れを取っているLTEネットワーク拡大を目的に独Deutsche Telekom傘下で米通信キャリア4位のT-Mobile USAを約390億ドルで買収しようとしたが、独禁法違反で提訴され、買収を断念している。
Leapの周波数帯を獲得することで、ソフトバンクが買収を完了した米通信キャリア3位のSprint Nextelを迎え撃つ。Sprintは昨年11月にU.S. Cellularから30MHz分の周波数帯を購入した他、Clearwireの完全子会社化によってさらにLTE向け周波数帯を獲得している。
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