なぜGoogleで「ロリ」が検索できなくなったのか SEO専門家の見方(1/3 ページ)
Google検索で6月上旬、「ロリ」に性的なワードを加えて検索した際、結果がほとんど表示されなくなったとネットユーザーの間で話題になった。6月13日午後6時現在も、「ロリ エロ」で20件、「ロリ 陵辱」だと10件――など、表示される検索結果が極端に少なくなっており、表示されるサイトも、Twitterやニコニコ動画、Amazonなど、一部の有名サイトに限られている。
児童ポルノの単純所持を禁止する児童ポルノ法改定案が衆院を通過したこともあり、Googleが「ロリ」関連ワードの検索結果を検閲しているのでは、と推測する人もいた。
Googleは当初、「特定ワードを検閲することはない」と説明していたが、その後、「アルゴリズムの要素として、特定のキーワードを使うことはある」と認めた。ただ、「ロリ」関連ワードをめぐる変化についての詳細は明かしていない。
3万近くのキーワードについて、検索結果の変遷を日々チェックしているSEO専門家の辻正浩さんは、「ロリ」関連ワードで「一部の有名サイト以外が徹底的に消された」と話す。背景にはGoogleがグローバルに行っている児童ポルノ対策があるとみている。
「ロリ」検索結果から「ロリ」が消える?
辻さんによると、「ロリ」の検索結果が激変したのは6月5日~7日ごろ。このころを境に「ロリ」関連ワードの検索結果から、中小サイトや一部の投稿サイトが消え、有名サイトのみに変わったという。
実際の検索結果を見てみよう。6月4日に「ロリ」で検索した上位20位までを見ると、中国の動画投稿サイト「youku」の動画や、イラスト投稿サイト「pixiv」のタグ、「livedoor blog」を使った2ちゃんねるまとめサイトの記事、DMM.comのアダルトゲームなど雑多なサイトが含まれていたが、13日午後6時の時点ではそれらがごっそり消え、Wikipediaやニコニコ大百科、Twitter、YouTubeなど、有名/大手サイトのコンテンツのみに変わっている。
また、「ロリ」そのものの解説記事も上位から消えた。4日時点では2位にWikipedia、3位に「ニコニコ大百科」、6位に「pixiv百科事典」の「ロリ」の解説が入っていたが、13日にはすべてが上位から消え、代わりに「ロリカルテット」や「ロリP」「ロリ・パウロ・サンドリ」などの解説が入っている。さらには、「コモドロリバダビア(アルゼンチン)の天気」など、「ロリ」を検索した人が求めているとは思えない情報まで上位に表示されている。
検索結果の数も激減したようだ。「ロリ」では13日現在、検索結果が3ページ目までしか表示されず、それ以上の結果を知るには再検索が必要だ。性的なワードを掛け合わせた場合はさらに結果が少なく、「ロリ エロ」は2ページ、「ロリ 陵辱」は1ページで終了。再検索してもそれ以上の結果は出ない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
-
2
「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性
-
3
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
4
Microsoft、3つの国際的な犯罪ネットサービスを解体へ 日本狙った詐欺がきっかけ
-
5
バーガーキング、約1118万件漏えい 公式アプリ会員システムに不正アクセス
-
6
Amazon、Beeの新AIデバイス2機種発表 リストバンド型とスマホ装着型、会話を要約し「Alexa+」と連携
-
7
デジハリ大、「Claude」を全学導入へ──国内初、“回数気にせず”使い放題に
-
8
デンマークの880万人分流出、原因はパスワード「123456」 ハッカー「侵入は難しくなかった」 現地報道
-
9
Anthropic、METRの評価チームを社内に常駐させ“従業員並み”のアクセス付与 公表に拒否権なし
-
10
Tesla、新型「Roadster」発表 SpaceX技術で“飛べる”モデルも 日本でも予約受付中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR