ニュース
ソニー、「自分撮り」特化のミドルスペック端末「Xperia C4」を6月発売へ
ソニーが、昨年新興市場向けに発売して好評だった自分撮り端末「Xperia C3」の後継モデルとして、「Xperia C4」を6月に発売する。自分撮り機能がさらに充実した他、ディスプレイの解像度やプロセッサ(MediaTekの64bit8コア)も向上した。
ソニーは5月6日(英国時間)、セルフィー(自分撮り)機能を強化したミドルスペックAndroidスマートフォン「Xperia C4」を発表した。6月に発売する。販売地域と価格はまだ発表されていない。インドなど新興国市場で人気のデュアルSIMモデル「Xperia C4 Dual」も同時に発表された。
昨年7月に発表した、自分撮り機能に特化した「Xperia C3」の後継に当たり、「ソニーの次世代“プロセルフィー”スマートフォン」と同社は謳う。
ディスプレイサイズはC3と同じ5.5型だが、解像度は720pから1080pに向上した。C3と同様に、「Bravia Engine 2」や「super vivid-mode」などの同社がテレビ開発で培った技術を採用する。
最大の売りである自分撮りのために、インカメラはLEDフラッシュ付きで画角25ミリの500万画素。暗い場所での撮影を可能にするCMOSセンサー「Exmor R」やHDR撮影機能、自動撮影モード、手ぶれ補正の「SteadyShot」などを搭載する。
自分撮りした写真の編集ツールもC3よりさらに充実し、例えば顔の画像を他の画像と合成する機能などが追加された。
機種名 | Xperia C4(デュアルSIMモデルは「Xperia C4 Dual」) |
---|---|
OS | Android 5.0 Lollipop |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD(1920×1080、400ppi) |
CPU | MediaTek MT6752(1.7GHz 64bit 8コア) |
RAM | 2Gバイト |
ストレージ | 16Gバイト |
外部メモリ | microSD(最大128Gバイト) |
メインカメラ | 1300万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
サイズ | 150.3×77.4×7.9ミリ |
重さ | 147グラム |
バッテリー容量 | 2600mAh |
ネットワーク | LTE対応 |
色 | 白、黒、ミント |
動画が取得できませんでした
関連記事
- XperiaシリーズがAndroid 5.0に続々アップデート――日本のモデルは?
海外でXperiaシリーズのAndroid 5.0へのアップデートが進んでいる。日本のXperiaはどうなのか。3キャリアに確認した。 - ソニー、「自分撮り」特化のミドルスペック端末「Xperia C3」を8月に発売
ソニーの「Xperia C3」は、インカメラをLEDフラッシュ付きの500万画素にし、レタッチアプリをプリインストールするなどセルフィー(自分撮り)機能を強化したミドルスペック端末だ。 - ソニー、ツートップからの乗り換え狙う「Xperia Z4」を発表━━十時体制で「ソネットと融合し、IoTデバイスを開発」か
4月20日に行われた「Xperia Z4」の発表会。発表会後に行われたソニーモバイルコミュニケーションズの十時社長との囲み取材の様子をお伝えする。 - Xiaomi、新ハイエンド端末「Mi 4i」でインド上陸
中国のスマートフォン市場でトップシェアを誇るXiaomiが、世界進出の第一歩としてインドでハイエンド端末「Mi 4i」を1万2999ルピー(約2万5000円)で発売する。 - SIMフリー時代に最高ランクの製品を――ジョニー・シー会長が語る「ZenFone 2」
ASUSがフラッグシップスマートフォン「ZenFone 2」を5月に日本で投入する。ASUSはどのような戦略でスマートフォン、そしてZenFone 2を売っていくのか。ジョニー・シー会長に聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.