Apple決算は予測超の増収増益 秋のiPhone発売についてクックCEOは
米Appleが8月1日(現地時間)に発表した第3四半期(4~6月)決算は、売上高は前年同期比7%増の454億800万ドル、純利益は12%増の87億1700万ドル(1株当たり1.67ドル)の増収増益だった。売上高、1株当たり純利益ともにアナリスト予測(売上高は448億9000万ドル、1株当たり純利益は1.57ドル)を上回った。
粗利益率は38.5%で、前年同期の38%をわずかに上回った。
iPhoneの販売台数は前年同期比2%増の4102万6000台で、アナリスト予測の4070万台を上回った。売上高は3%増の248億4600万ドル。ハイエンドのiPhone 7 Plusが貢献した。同社は今秋、次期iPhoneを発売するとみられている。
iPadの販売台数は15%増の1142万4000台だった。iPadの販売台数が前年同期比でプラスになったのは13四半期ぶり。売上高は2%増の49億6900万ドルだった。同社は3月に9.7インチの「iPad」を、6月に10.5インチの新型「iPad Pro」を発売した。
Macの販売台数は1%増の429万2000台で売上高は7%増の55億9200万ドルだった。日本と中国での販売が好調だった。
iTunes StoreやApple Music、Apple Pay、Apple Careなどのサービスの売り上げは22%増の72億6600万ドルで、四半期売り上げとして過去最高だった。
Apple Watch、iPod、Apple TV、Beats Electronicsなどのその他のハードウェア製品の売り上げは23%増の27億3500万ドルだった。
地域別では、中国での売り上げが10%減だった他はいずれも前年同期より増加している。日本は1桁台の増加率だった。
業績発表後の電話会見で、中国のApp StoreでのVPNアプリ削除について質問されたティム・クックCEOは、中国政府からの要請があり、やむを得なかったが、いずれ規制は緩和されるとみていると語った。また、すべてのVPNアプリを削除したわけではないとも語った。
クックCEOはまた、ドナルド・トランプ米大統領が7月25日に米Wall Street JournalのインタビューでAppleが米国に3つの巨大工場を建設すると約束したと語ったことについての質問に対し、この事実を認めた。
第4四半期の予測については、売上高は490億~520億ドル、粗利益率は37.5~38.0%としている。
この売上高予測からは第4四半期に発売されるとみられる次期iPhoneに10周年記念の「iPhone 8」が含まれるかどうかを推測するのは難しい。電話会見でiPhoneのローンチタイミングについて質問されたクック氏は「発表していないことについてはいっさいコメントしない」とAppleのお決まりのフレーズで答えた。質問者が「一応聞いてみただけだよ」と言うとクック氏は楽しそうに笑い声をあげた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
2
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
3
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
4
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
5
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
6
「楽天ドライブ」に不正アクセス 保存したデータなど1.5万アカウント分が取得・閲覧のおそれ
-
7
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
-
8
「能動的サイバー防御」きょう開始 警察・自衛隊などが攻撃元サーバを無害化 高市首相も狙いを説明
-
9
パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード
-
10
「漏えい」の一言で素通り客が振り返る──相次ぐ情報流出の中で開幕のセキュリティ展示会 来場者の態度も激変
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR