Oracle、Linux版の「Oracle AI Database 26ai」正式リリース 前バージョンからそのまま移行可能
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「Oracle Cloud Database@AWS、東京リージョンで提供開始。AWSで高性能なOracle Databaseが利用可能に」(2026年1月29日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Oracleはオンプレミス向けのLinux x86-64版「Oracle AI Database 26ai」の正式リリースを発表しました。
Oracle AI Database 26aiは、1つ前のバージョンであるOracle AI Database 23aiの上に新機能を組み込んだものであり、23aiのユーザーは2025年10月のリリースアップデートで26aiの機能に移行できます。
23aiをベースとしているため、23aiから26aiへのアップグレード後もテストなど不要でそのまま使い続けられると説明されています。
ちなみにOracle Databaseのバージョン番号はOracle 18cから西暦の後ろ2桁を利用しています。そのためOracle AI Database 26aiの「26」は、2026年版のOracle Databaseであることを示しています。
Oracle AI Database 26aiの主な機能
Oracle AI Database 26aiでは、主な機能として以下が組み込まれます。
統合されたハイブリッドベクトルサーチ
AIベクトルサーチをリレーショナル検索、テキスト検索、JSON、ナレッジグラフ検索、空間検索と組み合わせて、関連するドキュメント、画像、ビデオ、オーディオ、構造化データを取得できる。
MCPサーバのサポート
MCP(Model Context Progocol)を通じて生成AIがデータベースに対してアクセスできる。
データプライバシー保護
許可されていないデータと同様に指定された行や列、セルのレベルでデータへのアクセスを保護することで、プライバシーデータを保護しつつ生成AIがSQLやAPI経由でデータにアクセス可能になる。
データアノテーション
AIがデータの目的や特性、セマンティクスを理解するのを助けるためのアノテーションの追加。
Select AI Agent
シンプルでセキュアなインデータベースフレームワークを用いて、Oracle Autonomous AI Database内でAIエージェントを構築、デプロイおよび管理できます。
また、開発向けに無料で利用可能なOracle AI Database Freeも提供されています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード
-
2
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
3
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
4
人に注射を打てる「サイボーグゴキブリ」の群れが、がれき下の被災者を救助? 実験成功率72%
-
5
「Claude Mythos 5」、危害の兆候を顧みず実在の開発者を標的に──AnthropicとAISIが分析結果を公開
-
6
「お名前.com」 のFX自動売買VPS、不正アクセスで金銭被害か 「600万円の損失」「55万円なくなった」……報告相次ぐ
-
7
タイムズカー、3000円の見舞金支払いへ 免許証画像漏えいの146万件対象 55億円の特損計上
-
8
「AIでエンジニア派遣は不要になる」のか? 各社に肌感を聞いた 求められる人材、明確に変化
-
9
コミックシーモア、流出は最大約420万件に メールアドレスや生年月日など 不正アクセスの経路特定・遮断は完了
-
10
GMO、不正取引の被害額を補償へ 見舞金5000円も 「お名前.com」FX用VPSへのサイバー攻撃で
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR