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大型連休の狙い目は「Phenom II」か「Core i7」か?古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

4月末の新製品ラッシュにより、ゴールデンウィーク中の目玉商品が出そろった。登場ほやほやの買うべきパーツを一挙に紹介する。

ペルチェ素子採用の大型すぎるクーラー「V10」がアキバに上陸!

クーラーマスター「V10」(奥)。ほかのCPUクーラーと比べると、その大きさが際立つ

 多数の大型CPUクーラーが展示されている冷却パーツコーナーにあって、圧倒的な存在感を放つモデルが登場した。クーラーマスターの「V10」で、価格は1万8000円弱。在庫は潤沢だ。

 V10はヒートシンク底部にペルチェ素子を採用したCPUクーラーで、本体サイズは129.6(幅)×236.5(奥行き)×161.3(高さ)ミリ。温度センサーも内蔵しており、状況に応じて冷却性能を自動調整するほか、ヒートシンクがCPUクーラーから横に伸びており、メモリも同時に冷却できる。搭載するファンは12センチタイプを2基。対応ソケットはLGA 1366/775とSocket AM2/940/939/754だ。

 入荷したPCパーツショップ・CUSTOMは「海外ではすでに発売されていたので、以前から問い合わせをいただいていました。200ワットクラスのCPUでも十分に冷却できるとあって、注目度は非常に高い。ただ、ご覧のとおり非常に大きいので、搭載するPCケースを選びます」と語る。

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 また、T-ZONE.PC DIY SHOPも冷却性能には太鼓判を押す。「CPUクーラーとしてはありえない値段ですが、その価格に見合った性能があるのはすごいですよね。クーラーの高さはそれほどではないので、奥行きが十分にあるケースには入れられると思います。在庫は十分にありますが、注目度が高いのでゴールデンウィーク中になくなるかもしれません」とのことだ。

メモリエリアまで伸びたヒートシンクを採用している。ペルチェ素子はCPU用ヒートシンクエリアに配置され、温度センサーも組み込まれている

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