レノボ・ジャパン、「ThinkPad Tablet 2」技術説明会:Bluetoothキーボードも小さな基板も見ました(1/2 ページ)
CloverTrailなAtomとWindows 8を導入するThinkPad Tablet 2は、スペックだけを見ても初代から大きく進化した。出荷はまだ先という第2世代を大和のメンバーが解説する。
基板がこんなに小さくなっていたとは!
レノボ・ジャパンは、11月16日にThinkPad Tablet 2の技術説明会を開いた。ThinkPad Tablet 2は、10月26日に日本でも仕様の概要を発表したタブレットPCだ。CPUに“Clover Trail”世代のAtom Z2760(1.8GHz)を搭載するインテルアーキテクチャのスレートタイプデバイスで、ボディの厚さは約9.8ミリ、重さは約570グラム(ただし、無線LAN対応モデルで、専用のデジタイザペンを搭載しない状態。ペンを搭載した状態で重さは約590グラム)となる予定だ。
インテルアーキテクチャを採用するThinkPad Tablet 2は、OSも32ビット版 Windows 8 Pro、もしくは、32ビット版Windows 8を導入する。CPUにARMを採用するデバイス向けにMicrosoftが用意したWindows RTではなく、PC用のWindows 8シリーズを利用できることで、軽量のスレートタイプながら、ビジネスでも使う通常のPCと同様の環境を確保できるのが、ThinkPad Tablet 2の大きな存在意義とレノボ・ジャパンは訴求している。
液晶ディスプレイのサイズは10.1型で最大解像度は1366×768ドットになる。また、IPSパネルを採用するとともに、10点同時に対応するタッチパネルも内蔵する。ディスプレイ表面を旭硝子の強化ガラス「Dragontrail」で覆うことで、軽量化とボディの薄型化を実現しつつ傷の防御とボディの強度を確保している。
本体にはフルサイズのUSB 2.0を備えるほか、micro SDカードスロットも用意する。無線接続ではIEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetoothが利用できる。また、オプションでNFCモジュールとTPM 1.2チップを本体内に実装できるほか(標準構成ではソフトウェアでTPM2.1を実現する)、Bluetooth接続のキーボード、ドッキングステーションも用意する。
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