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Mozilla、Firefox OSの開発者向け端末「Flame」を7月に国内発売一般ユーザーの手に届く日は近い?

iOS、Androidに続く第三の携帯情報端末向けOSとして期待を集めているFirefox OS。日本でも7月に開発者向け端末の販売が始まる。一般ユーザー向け端末の発売につながるだろうか。

Firefox OSの開発者向け端末「Flame」

 Mozilla Japanは2014年6月17日、携帯情報端末向けOS「Firefox OS」を搭載した開発者向け端末「Flame」を7月から日本国内で発売する。価格は1万8500円(税別)。株式会社びぎねっとがYahooショッピングで販売する。

 FlameはMozillaと中国T2Mobileが提携して開発、販売する端末。Mozillaは「価格はできる限り低く抑えた」としている。すでに5月28日には世界各国で予約受付を始めていたが、日本ではTELEC(技適)やJATEといった認証を受ける必要があったため少々発売が遅れた。

 開発者向け端末ならではの点もある。利用できるメモリ容量をソフトウェアで調節できるようになっている。調節可能な範囲は256Mバイト~1Gバイト。なるべく低価格な部品を使い、メモリ容量を抑えた端末を想定した開発もできる。

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そのほかの主な仕様は以下の通り。

製品名 Flame
プロセッサ Qualcomm MSM8210 Snapdragon、1.2GHzデュアルコア
タッチパネル 4.5 インチスクリーン (FWVGA 854 x 480 ピクセル)
カメラ 背面: 500万画素、オートフォーカス、フラッシュ搭載 / 前面:200万画素
周波数帯 GSM 850/900/1800/1900MHz
UMTS 850/900/1900/2100MHz
フラッシュメモリ 8Gバイト
メモリ 256Mバイト~1Gバイト(開発者が調整可能)
充電池の容量 1800mAh
無線LAN 802.11 b/g/n
Bluetooth Bluetooth 3.0
外部端子 Micro USB
その他の機能 A-GPS、NFC、デュアルSIM対応

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