「光モノが再び加速してきた!?」――ハサミで切れるLEDテープと虹色に光るファン:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
LED内蔵ファンが当たり前になった昨今だが、自作マシンを光で彩る「光モノブーム」の再来を予感させる個性派アイテムが登場。眠っていた自作のもう1つの楽しさが再評価されるかも!?
貴重なSFX電源や外付け3波ダブルチューナーなど……そのほかの新製品
サイズから登場したのは、定格300ワットのSFX電源「Enhance ENP-2730H-2」だ。8センチファンを搭載し、20/24ピンのメインコネクタのほか、ATX12ボルト4ピン1個とSATA用3個、ペリフェラル用4ピン2個、FDD用1個のコネクタを備えている。本体サイズは125(幅)×100(奥行き)×63.5(高さ)ミリで、価格は6000円前後だ。
フェイス秋葉原本店は「SFX電源は単品で手に入づらくなっているので、貴重なアイテムですね。実際、小型マシンで電源が故障すると、ケースを含めて総入れ替えしないといけない場合が多いんですよ。ENP-2730H-2が入る形状の電源ベイを備えたケースを使っているなら、ぜひ予備に買っておきたいですね。SFX電源としては高出力なので、グラフィックスカードを挿していたり複数台のHDDを積んでいたりするなら、載せ替えも効果的でしょう」とほめていた。
地デジチューナー関連では、エスケイネットの「MonsterTV U3W」が出回っている。デジタル3波に対応するUSB接続のダブルチューナーモデルで、価格は2万3000円弱。最大4台接続して、1つのテレビソフトで8チャンネル同時録画することもできる。
クレバリー1号店は「ダブルの3波モデルとしてはリーズナブルなモデルだと思います。必要なときだけ手持ちのマシンをテレパソ化するといった使い方でも役立つでしょう。オリンピックをPCで見たいという人にはいいかもしれませんね」と語る。
また、最近ニーズが高まっているデュプリケーターだが、先週も新モデルがデビューしている。エアリアの「Mr.Clone」で、価格は4000円前後。SATA対応HDDをつなぐコネクタを左右に2基備えており、PCレスでドライブの中身をコピーすることができる。PCとはUSB 2.0とeSATAで接続可能だ。パソコンハウス東映は「ドライブコピーの進行状況を示すインジケーターもついているので、デュプリケーターとしても使いやすい。ライバル機と比べても値頃なので、今後の定番になってくれるとうれしいです」と話していた。
最後はCPUクーラー。ザルマンからサイドフロータイプの大型モデル「CNPS10X Performa」が複数のショップに入荷していた。価格は5000円弱。すでに発売されている同社の「CNPS10X Quiet」と形状が似ているが、付属する12センチファンの回転数がQuietの700〜1400rpmに対して、Performaは900〜2000rpmと高くなっている。また、価格はPerformaのほうが2000円以上安いのも特徴だ。対応するソケットはLGA 1366/1156/775とSocket AM3/AM2/940/939/754。T-ZONE.PC SHOPは「CPUクーラーで売れ筋のサイズ製品に対抗できる価格なので、ザルマンのブランド力からしてもヒットする可能性を秘めていけると思います」と期待をこめていた。
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