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これはコンセプトモデルではない!──「libretto W100/11M」のデュアルディスプレイな使い勝手を試す2010年PC夏モデル(2/2 ページ)

東芝が“ノートPC事業25周年”を記念して投入したlibrettoは、デュアルの液晶ディスプレイを搭載する斬新なモデルだ。その「自由自在」ぶりを写真とともに紹介する。

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5種類のキーボードで立ってよし座ってよし

 ソフトウェアキーボードのパターンは、通常のノートPCと同じJIS配列の6段キーボードから、ファンクションキーを省いた5段キーボードで機能キーのレイアウトが異なる2パターン、そして、親指入力を想定した左右分割のキーボードでは格子配列と指の動きにあわせてカーブを持たせたパターンがある。ディスプレイは、タップにあわせて振動するフィードバックにも対応するので、ソフトウェアキーボードでも通常のキーボードを打鍵した感覚を再現してくれる。

キーボードのパターンでは、通常のJIS配列(写真=左)のほか、ファンクションキーを省いてキーピッチを広くした配列も2種類(写真=中央、写真=右)も用意される

さらに、親指入力を考慮した左右分割タイプのレイアウトも、直線的な格子パターン(写真=左)とカーブを取り入れたパターンが用意される(写真=右)

 TOSHIBA Bulletin Boardは、複数の画面を指でスライドさせて簡単に切り替えることも可能だ。また、本体に加速度センサーを搭載しており、本体の向きを検出して画面の表示方向を自動で切り替える機能をサポートしている。これは、電子ブックリーダーとしての利用を想定したのもので、そのために、電子ブックリーダー「Flip Viewer」と辞書ソフトの「デジ蔵PC」を標準で導入している。

立った姿勢でlibretto W100/11Mを両手に持って親指入力を行うときは、このように左右に分割したキーボードが適している

通常のキーボードレイアウトでは、クラムシェルタイプのノートPCのように卓上において利用することになるだろう(写真=左)。搭載した加速度センサーで本体の向きを検出し、画面の表示方向を自動で切り替える。libretto W100/11Mには電子ブックリーダー「Flip Viewer」と辞書ソフトの「デジ蔵PC」を標準で付属する(写真=右)
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