ドコモ、「海外パケ・ホーダイ」を9月1日に開始――3月末まで日額最大1480円:データ通信も対象
ドコモが国際ローミング中のパケット定額サービス「海外パケ・ホーダイ」を開始する。同サービスでは、20万パケットまでは日額最大1980円、20万パケット以上は日額最大2980円で利用でき、2011年3月31日までは日額最大1480円で利用できる。
NTTドコモは8月3日、国際ローミング中のパケット定額サービス「海外パケ・ホーダイ」を2010年9月1日から提供することを発表した。
海外パケ・ホーダイでは、国際ローミング中の利用が20万パケットまでは日額最大1980円、20万パケット以上は日額最大2980円で利用できる。なお、2011年3月31日までは日額最大1480円で海外のパケット通信を利用できる。対象となる通信は、iモード通信、iモードフルブラウザ通信、スマートフォンを利用した通信、PCなどと接続したデータ通信など、すべてのパケット通信が含まれる。ソフトバンクモバイルの「海外パケットし放題」はデータ通信は対象外なので、ここは大きな違いだ。
課金単位は1日で、日本時間の0時〜23時59分を基準として課金される。また、定額で通信するには、対象事業者のネットワークに接続する必要がある。対象国と地域は24(2010年8月3日現在)。
海外パケ・ホーダイの利用には、「パケ・ホーダイ ダブル」「パケ・ホーダイ シンプル」「パケ・ホーダイフル」「パケ・ホーダイ」、「Biz・ホーダイ」、または「定額データプラン スタンダード(バリュープラン含む)」「定額データプラン64K(バリュープラン含む)」「定額データプランHIGH-SPEED(バリュープラン含む)」のいずれかを契約している必要がある。ただし2010年11月30日までは、これらのサービスを契約していなくても適用される。海外パケ・ホーダイ自体の申し込みは不要。
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