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Internet Explorer 9“β版”発表会で知る最新の“動き”「9」の時代はすぐそこ!(3/5 ページ)

IDF 2010で盛り上がる米国で、もう1つ盛り上がっているのがInternet Explorer 9。β版なのに発表会が行われた現地から、IE9に関する最新の“動き”を紹介する。

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HTML5で使い勝手が大幅にアップしたBing

 発表会では、米Microsoft Bingチームのジェフ・ヘンショウ氏も登場して、IE9の登場と前後して大幅にパワーアップしたBingのプレビューを行った。

 まず注目を集めたのがアニメーションを取り入れたホーム画面で、これはCanvasタグによるアニメーション再生とハードウェアアクセラレーションを組み合わせている。また、高解像度写真をあらかじめダウンロードしておき、それをユーザーのマウス操作で自在にズームイン/アウトできる仕組みもある。これもまたハードウェアアクセラレーションの効果で動きはスムーズだ。

 このほかにも、HTML5をサポートしたことによるさまざまなBingのアップデートが行われており、例えば、タブの移動やスクロールで、スムーズな切り替えやフレームのようなメニュー表示が可能になった(HTML5で“フレーム”は廃止されている)。また、アニメーションが各所に用意されていたり、FlashやSilverlightを使っているかのようなスライドショーやメニュー構造を持っていたりと、ビジュアル面でも大幅に強化されている。

 これまで、この手の機能はSilverlightを中心に実装してきたMicrosoftだが、今回のBingに施された改良はWeb標準を目指した結果といえるだろう。ヘンショウ氏はBingのアップデートが今後1カ月内に反映され、一般ユーザーからもアクセス可能になる予定だとしている。

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