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Windows 10の年2回アップデートで脱落していく旧世代PCたち:鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(2/2 ページ)
最新版にアップデートすることでサポートも継続できるというWindows 10のWaaS(Windows as a Service)モデルだが、古いハードウェアは徐々に対応ができなくなっていく。
一般ユーザーに大型アップデートの適用は進んでいるが……
一方、Windows 10を利用するアクティブユーザーの多くは最適化モデル(Current Branch)を介して最新バージョンへと移行を済ませており、少なくともマジョリティーを対象としたWaaS戦略は一定の成功を収めていると言える。
Windows用アプリ向けのクロスプロモーション広告ネットワークを運営するリトアニアのAdDuplexが7月18日に発表した最新の調査報告によれば、Creators Updateを利用するWindows 10ユーザーの比率が50%を突破した。
ただしAdDuplexの説明では、Anniversary Updateは配信開始後の3カ月間でWindows 10全体に占めるシェアが4分の3に達していたのに対し、同時期のCreators Updateは2分の1と幾分かスローペースとなっている。
Anniversary Updateは諸処の問題で配信が遅れていたことも考慮すれば、Creators Updateの普及ペースはさらに遅いことを意味している。Fall Creators Update提供開始後の普及ペースも比べたうえで、大型アップデートに伴うシェアの推移はあらためて検証していきたい。
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