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ドコモとNTT東日本、自衛隊とのコンビネーションで「災害に強いNTT」を目指す(2/2 ページ)

NTT東日本とNTTドコモは、首都直下型地震を想定した災害対策訓練を陸上自衛隊東部方面隊と共同で行った。衛星通信機器や発電機、通信ケーブルなどを大型ヘリで輸送したほか、海上自衛隊の輸送艇を使った訓練も行われた。

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訓練で使われた災害対策用の通信車両・設備

photophoto 野外イベントでもおなじみ、ドコモの移動基地局車。携帯電話用アンテナは伸縮式で、伸ばす高さによってカバーする範囲を変えられる
photophotophoto NTTグループ各社が配備している大型の電源車。荷台にガスタービンを搭載し、最大2000kVAの電力を供給する。NTT施設の復旧を目的としたもので、施設内の予備バッテリーと自家発電設備が途絶えた場合の3次バックアップとして用意しており、今回のような訓練はもちろん、NTT施設の工事など不測の事態が予想される場合に出動するという。幸いなことに、災害で出動したことはないとのこと
photophoto 部隊向けに衛星電話5回線を提供する陸上自衛隊の衛星単一通信可搬局装置。通常は高機動車の荷台に載せたまま運用するが、局だけを下ろすこともできるという。原則的に自衛隊内向けの通信設備だが、NTT回線を接続すれば一般の電話を中継することも可能。FAXやデータ通信にも対応している
photophotophoto 背面にある配線板と野外用の電話機を接続して使う
衛星単一通信可搬局装置の概要
photophoto 避難所で特設公衆電話を提供したNTTのポータブル衛星通信システム
photophoto 電話のみなら最大20回線、または電話10回線とインターネット1回線を収容できる
photophoto ドコモが避難所に設置した携帯電話用の非常用充電器
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FOMAとムーバだけでなく、au端末やソフトバンクモバイル端末も充電できる
photophoto ドコモの三菱電機製衛星携帯電話「ワイドスター・デュオ」。AC電源のほかバッテリー駆動も行える。別売のオプションユニットを取り付ければ、パケット通信やFAXの送受信も可能だ
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