興味があるスマートフォン、Android端末が台頭
MMDがスマートフォンの購入意向に関する調査結果を発表。スマートフォンの非所有に興味がある端末を聞くと、次世代iPhoneとAndroid端末の「Galaxy S」が同率トップで並ぶなど、Android端末の台頭が目立った。
MMD研究所が、スマートフォンの注目機種と購入時期に関する調査結果を発表した。調査は2月4日から同8日まで実施したもので、有効回答数は1216人。
現在スマートフォンを所有していない従来型携帯電話(フィーチャーフォン)のユーザーにスマートフォンの購入意向について聞いたところ、42.3%が「スマートフォンにする予定はない」と回答。特に決めていない/まだ分からないという回答は48.2%で、2011年中に購入予定と回答した携帯ユーザーは約1割にとどまった。
「スマートフォンにする予定はない」と回答した466人を対象に、その理由を聞くと、「今の携帯電話に満足しているから」という回答が45.9%で最多となった。以下、「興味がないから」が42.7%、「端末の価格が高いと思うから」が31.3%、「タッチパネルが好きではないから」が29.8%、「携帯の公式サイトに対応していないから」が29.8%と続いた。
「スマートフォンにする予定はない」と回答したユーザーを除く636人に、興味があるスマートフォンの機種について聞くと、2010年10月に発売された「Galaxy S」と、2011年中に登場するとみられる「次世代iPhone」がトップとなった。現行モデルのiPhone 4を推す声は10.4%にとどまり、興味関心度ではドコモの「REGZA Phone」(17%)や「Xperia」(15.3%)、auの「IS06」(14.9%)や「IS05」(14.3%)が現行iPhoneを上回った。
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