シャープ、中国で3Dスマートフォン「SH8168U」など4機種を発表
シャープが3月16日、中国市場でAndroid OSやTapas OSなどを搭載したスマートフォン「SH8168U」「SH8158U」「SH7228U」「SH7218U」を発表した。
シャープが3月16日、中国市場向けに3D対応AndroidスマートフォンやTapas OS(点心OS)搭載スマートフォンなど4機種を発表した。今後中国市場に投入する端末はすべてスマートフォンにしていく方針。中国市場で早期に年間販売台数500万台を目指す。
今回中国で発表したのは、裸眼で立体視が可能な3D液晶や、2つのカメラで3D写真/3D映像の撮影が可能なツインカメラを搭載した高機能モデル「SH8168U」を含む4機種。ラインアップは「SH8168U」と「SH8158U」「SH7228U」「SH7218U」。
SH8168Uは、3D表示に対応した3.8インチフルワイドVGA液晶やAF対応5MピクセルMOSカメラを2基を搭載したツインカメラ3Dスマートフォン。OSはAndroidで、HDMI端子も備える。
SH8158Uは、3.8インチの3D対応フルワイドVGA液晶を搭載するAndroidスマートフォン。カメラはAF対応の9.6MピクセルCCDカメラで、HDMI端子も搭載する。日本市場向けのAndroidスマートフォンとよく似た仕様を持つ。
SH7228Uは、3.4インチフルワイドVGA液晶に3インチのメモリ液晶を搭載した回転2軸タイプのスマートフォン。OSはTapas OSで、8MピクセルのCMOSカメラを搭載する。
SH7218Uも、3.4インチフルワイドVGA液晶を搭載した回転2軸型のスマートフォン。サイドイルミネーション機能を備えるほか、カメラは8MピクセルのCMOSタイプを装備。OSはTapas OSを搭載する。
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