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ARとGPSで観光ナビサービス――「おもてナビ」スタート
うぶすなと丸田一事務所が、スマートフォン向け観光ナビゲーションサービス「おもてナビ」を開始。4月29日から秋田市と仙北市角館でサービスインする。
うぶすなと丸田一事務所は、スマートフォン向け観光ナビゲーションサービス「おもてナビ」の提供を開始した。4月29日から秋田市と仙北市角館でサービスインする。
おもてナビは、マップ画面とAR(拡張現実)画面を切り替えながらおすすめの観光ルートを散策できるサービス。マップ画面ではGPSを利用して現在地と進行方向を矢印などで示してルート案内を行い、AR画面では周囲の「観る」「買う」「食べる」「休む」などの観光情報とその詳細情報を表示する。
観光ルートは、ユーザーの属性や所要時間、趣味嗜好などから最適なものを推奨。秋田市内ではご当地タレントの石垣政和と桜庭みさおの行きつけの秘密スポット、大森山動物園では秋田美人モデルによる「彼氏と歩きたいデートコース」、角館では地元出身のマジシャンのブラボー中谷による案内などが用意されている。
サービス開始時点では、秋田市でおもてナビ搭載スマートフォンを無料で貸し出すとともに、Androidアプリ「おもてナビ」を提供する。今後は、Android端末の対応機種を増やすとともにiOSなどへの対応も予定している。
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