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第2期「KDDI ∞ Labo」の最優秀賞、オンラインギャラリーアプリ「Creatty」に:第3期の募集開始
KDDIのスタートアップ支援プログラム「KDDI ∞ Labo」の第2期最優秀アプリが決まった。合わせて7月9日から第3期プロジェクトの募集を開始。新たに「学生枠」が用意された。
KDDIは、スタートアップ企業の支援プログラム「KDDI ∞ Labo」の第2期最優秀アプリを発表した。最優秀賞とスマートデバイス賞を受賞したのは、Connehitoが開発したオンラインギャラリーアプリの「Creatty」。クリエイターがハンドクラフトやプロダクトデザインなどの作品を、オンラインのギャラリーを通じて世界に発信できるサービスだ。
ベストエンジニア賞はエウレカのソーシャルアプリマッチサービス「Pickie」、クリエイティブ賞はU-NOTEのリアルタイムノート共有サービス「U-NOTE」、Coolデザインは22のコレクション管理サービス「スキコレ!」が受賞。これらのアプリは、KDDIの社内アプリ「kiminoe」(手描きの絵で友達としりとりで遊ぶサービス)と「ぺらたま」(音声合成エンジンを使用した育成ゲーム)と合わせて8月1日から、auスマートパスのアプリ取り放題コーナーで順次提供される。
なおKDDIでは7月9日から、第3期プロジェクトの募集を開始。新たに学生を対象とした「学生枠」を設置し、起業を検討している学生を支援する。第3期からはラボスペースを渋谷ヒカリエに移転。従来の約2倍のスペースを用意し、参加者同士の交流やアプリ開発を支援する。
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