オムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)は2026年10月9日、家庭向け蓄電システムの新製品「KPTP-Bシリーズ」を2027年1月から販売すると発表した。
オムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)は2026年10月9日、家庭向け蓄電システムの新製品「KPTP-Bシリーズ」を2027年1月から販売すると発表した。一つのパワーコンディショナーで、太陽光発電、蓄電池、V2H(Vehicle to Home)システムに対応できるのが特徴で、さまざまなエネルギー利用ニーズに合わせた導入が可能としている。
新型の蓄電池ユニットの容量は9.7kWh、外形寸法450×719×275mm、重量約109kgで、屋内外の設置に対応する。-15〜45℃の設置環境温度に対応し、最大2台までの併設が可能だ。EV充電システムは、業界最大出力という最大12kWの高速充電に対応した。
新型のパワーコンディショナーは4kVAから6kVAに出力を拡張し、接続可能な太陽光パネル容量も4回路で最大10kWまで広げた。最大許容短絡電流20A/回路、最大動作入力電流16A/回路とし、近年の増えている大電流太陽光パネルにも対応する。外形寸法450×562×232mm、重量は22kgとし、機能は拡張しながら従来モデルと同等のサイズを維持した。重塩害タイプもラインアップしている。トリプル対応とすることで、まずは太陽光発電を導入し、後から蓄電池やV2Hシステムを増設するといった運用も可能だ。
停電時などの備えに向く、全負荷型のシステムをシンプルな構成としたのもの特徴だ。従来モデルでは、全負荷用分電盤、トランスユニット、PVユニット、蓄電池用パワーコンディショナー、蓄電ユニット、ゲートウェイの6製品が必要だった。これに対し新シリーズは、計測機能付き全負荷用分電盤、パワーコンディショナー、蓄電池の3製品で太陽光発電と蓄電池を組み合わせた全負荷型のシステムを構築できる。PVユニット、トランスユニットに相当する機能をパワーコンディショナーに、ゲートウェイに相当する機能を全負荷用分電盤にそれぞれ集約することで実現した。
全負荷用分電盤にはエネルギーマネジメントシステム(EMS)機能も組み込まれており、追加のHEMS機器不要で高度エネルギーマネジメント要件にも対応する。EV普通充電器などのECHONET Lite対応機器については、運転状況や消費電力量の確認、ON/OFFや運転モードの変更なども行える。このうち、エコキュートと普通充電器については、太陽光発電の余剰電力に応じた自動制御にも対応する。
急増する低圧系統用蓄電池、分割設置による規制逃れ対策を強化へ
活況を見せる「低圧蓄電所」──制度解禁から半年、多様なプレイヤーが取り組みを強化
オムロンが低圧太陽光向けパワコンの新製品 大電流タイプのパネルに対応Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10
展示会/注目テーマ