最新記事一覧
先日、MBAを無事に卒業、東京に戻って新しい職場に就職した。英語ペラペラになったのか? 就職先は選び放題だったのか? 最終回は2年間の留学生活を振り返り、MBAのメリットとデメリットを改めて本音ベースで考える。
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数年前まではアマ強豪にも勝てなかったのに、今ではプロ棋士をも苦しめるほどにレベルアップしているコンピュータ将棋。今回は番外編として、将棋ソフト「激指」の開発者に、なぜ将棋ソフトが強くなってきたのか、そして人工知能が名人を倒す日は来るのかを尋ねた。
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「外資系企業=クビ切り」といったイメージがあるが、実態はどうなっているのだろうか? 全従業員の下位10%になればクビという米GEや、そのほか投資銀行や戦略コンサルティング業界のクビ切りの真相について、関係者から話を聞いた。
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ロサンゼルスのメキシコ人街に住んでいる筆者には、ある悩みがある。家族を大切にし、フレンドリーな気質のメキシコ人たちは愛すべき人々なのだが、しかしそれでも、隣人として暮らすとなるとどうしても我慢ならないモノがあるのだ。
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若者の新聞離れ、ネットの隆盛などを背景に、「日本の新聞に未来はあるのか?」と議論されることが増えている。新聞社にはネット専門の媒体にはない強みがあるが、それでも筆者は「新聞に未来はない」と考える。新聞はどこが強く、どこが弱いのだろうか?
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MBAの学生にとって人気の就職先の1つが「戦略コンサルティング」。戦略コンサルティングではちょっと変わった面接を実施するところが多い、例えば「1日のトイレットペーパーの消費量は?」と聞かれたら、学生は数字を使って論理的に回答しなければならないのだ。
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投資銀行で働く人といえば「給与が多い」「凄腕」「怪しい」といったイメージがあるかもしれない。数々の修羅場をくぐりぬけてきた彼らは、どんな話術で交渉を成功させてきたのだろうか。今回は、興味深い投資銀行マンの話を紹介しよう。
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松下と三洋の提携話は“否定”という形で終息しつつあるが、経営再建中の三洋を、大株主たちが条件次第で売る可能性が消えたわけではない。松下、三洋の両社を財務諸表から分析すると、国内電機メーカーの業界再編地図が見えてくる。
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企業が上場すると、経営環境にどのような変化があるのだろうか。上場に伴って自社株を売却すれば、経営陣は一瞬で億万長者になれる。しかしそれが原因で、社内での“摩擦”が増えることもある。IPOに伴うメリットとデメリットとは何か? 改めて考えてみよう。
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これまでいろいろな使われ方をされてきたYouTube。最近では「YouTube離婚ビデオ」が話題となっており、夫婦間のプライバシーまで“オープンな争い”になっているのだ。他人のもめごとを見るのは面白いが、危うさもはらんでいるといえよう。
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「一部のアイテムが欲しければ、追加料金を下さい」――Electronic Artsが始めたこの仕組みに、一部のユーザーが猛反発している。企業側は売上増を狙うが、その背景には開発費の高騰などゲーム業界が抱える構造的な問題があるようだ。
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「笑いのセンスは国によって違う」――米国のテレビやゲームを見ていると、それを思い知らされる。日本人の筆者がギョッとするようなシーン、例えば登場人物がつぶれて血が飛び散るアニメ、チェーンソーで敵を斬り殺すゲームで皆が大ウケ、ということがよくあるのだ。
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米国でMVNOの事業を展開しているKDDI。現地の日本人向けのサービスが中心だが、KDDIの狙いはどこにあるのか? 今回はKDDI Americaのロサンゼルスオフィスで、話を聞いた。
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米国で700MHz帯を巡る競売が行われた。移動体通信事業者にとって非常に重要なこの帯域、しかし勝ったベライゾンが不幸そうなのに比べ、敗者Googleは余裕綽々。「一般の消費者たちの勝利だ」というGoogleのコメントの真意は……?
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日本でいると銀行預金は当たり前だが、海外では少々違ってくる。中国や韓国の留学生は投資をどのように考えているのか? また米国では教育の一環として、2億円もの大金を学生に運用させているようで……。
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裁判所から「召喚状」が届いた。「訴えられたのか!?」と動揺したが、よく見ると「陪審員」候補に選ばれたのだ。しかし留学生の日本人が、米国の事件を裁いていいものだろうか?
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ある調査によると、MBAの学生は一般の人と比べナルシスト度が高いという。“野心家”が多いMBAの学生なら当然の結果かもしれないが、さらにナルシスト度が高い職業があるという。今回は“ナルシスト”についての学術調査を紹介しよう。
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行列で並ぶ客の不満を解消するにはどうすればいいのか? 実はこれも経営に重要な問題である。あるホテルで「エレベーターの待ち時間が長い」という苦情が出た。工事をしてエレベーターを増やしたのではお金がかかり過ぎる。そこでそのホテルがとった「心理学的」な方法とは……?
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2年間で1000万円以上の資金が必要となるMBA留学。日本人留学生にとって、大金を支払う時期が円高ならうれしいが、筆者の学校では、1ドル=120円台の円安だった7月が“その時期”だった。しかも、タイミングで運不運が決まるのは為替だけではなかったりする……。
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毎月発表される携帯電話の契約者数を見ていると、非常に好調な印象を受けるソフトバンク。しかし携帯キャリアの会社としての状態は、純増数だけでははかれない。今回は携帯3キャリアの第3四半期決算を、MBA的に分析してみよう。
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コンビニで刺激的な雑誌が売られ、電車の中吊り広告に性的な文言が踊る日本は、実はアジアで一番の「ポルノ先進国」。そんな日本製のアダルトビデオで日本語を“学ぶ”MBA留学生も少なからずいるようで……。
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米Microsoftによる米Yahoo!への買収内容は破格だ。一株あたり62%のプレミアを付けたMSだが、それ以上のシナジー効果はあるのか? 経営の多角化によって、企業価値の低下を招くかもしれない。
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地域への貢献が重視される米国社会。MBA受験の際、「どんなかたちで貢献してきたか」と質問されるほど。ある日、近隣の小学校へ「出張授業」に参加、そこで感動したこととは?
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イー・アクセスがアッカ・ネットワークの筆頭株主に躍り出た。イー・アクセスは「純投資目的」としているが、“会社乗っ取り”の可能性が高い。今後、アッカはどういった動きに出るのか? 目が離せない展開になりそうだ。
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米国のビジネススクールではリポートを企業の採用担当者に渡すなど、社会への関わりが強い。「経営の現場に近い」点を認識すれば、日本の教育も改善するはず。今回は日本と米国の大学の違いを紹介する。
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日本と比べ署名活動などを積極的に行う米国の学生たち。黒人の減刑を訴えたり、大学側が生徒に署名を求めるケースもある。今回は米国の学生たちの各種運動を紹介する。
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いずれ日本経済は中国に負けるだろう。優秀な学生が多いこともあるが、日本的経営の「閉塞感」も問題だ。このまま変化を拒み続ければ、滅亡の道を選ぶことになるかもしれない。
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日本のアニメ文化やゴスロリ文化は広く海外で受け入れられつつあるが、「ビジネスになるか」という視点ではまだまだ課題がある。今回はロサンゼルスショップで“現地の悩み”を聞いてみた。
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筆者は今夏、外資系の企業でインターンを行った。しかし、そこで経験したことは、23〜4の若者に“負けた”屈辱。畑違いの職場に転職をすることの難しさを痛感した。
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コンテンツ制作やネットワーク、放送の3機能が分離している米国のテレビ業界。日本のテレビ業界は、この3つが統合しているため、支配力が強い。それでは日本のテレビ業界に死角はないのか?
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大家から「訴えてやる」とすごまれる。突然、クレジットカードが使えなくなる――日本では考えられないようなミスやトラブルが多発する米国社会。しかしその一方で、米国人の一部が世界経済を席巻しているのも事実だ。なぜ「ミスが少ない」日本が、米国に勝てないのだろうか?
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ソフトバンクとウォルト・ディズニー・ジャパンが携帯電話事業を開始する。実はディズニーはこれまでも何回か米国でMVNOにチャレンジしているが、思うような成果を上げることができなかった。日本にMVNOという形で参入するのはなぜなのか? その狙いを考察してみよう。
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「米国のテレビドラマが見られなくなる!?」――。テレビ番組のシナリオライターたちがストを敢行。ネット配信などの利益をめぐって争っているが、ストは「先見の明」か「気が早い」だけなのか?
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データを入力すれば、まるで人間の女の子が歌っているように再生できる音声合成ソフト「初音ミク」。初音ミクに歌わせた曲を「着うた」として販売したり、オリジナルの楽曲を歌わせてMP3をダウンロード販売したりすることは、法律上許されるのか?
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クリプトン・フューチャー・メディアが発売した音声合成ソフト「初音ミク」。高い技術力に感動したユーザーは、初音ミクに歌を歌わせニコニコ動画などで楽しむ。ネット発のアイドルがどのような展開を見せるのか、新時代の幕開けかもしれない。
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「動画界の風雲児・ニコニコ動画が破壊したもの」の続編。コミュニティ色が強い「ニコニコ動画」に、直接競合する企業は見当たらない。しかし、成長性には疑問符が付く。著作権侵害問題のほか、訴訟を抱える「西村ひろゆき」氏はリスク要因だ。
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「去年より今年はPVが増えた。来年はもっと増えるはずだ」……統計データを出して説得されると、誰でも簡単に納得しがち。しかし本当に2つの事象に因果関係はあるのか? 2つの例で考えてみよう。
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指で数字を表す場合、あなたは6、7、8をどう表現するだろうか? 日本の数え方が各国共通でないのは以前ご紹介した通りだが、中国と台湾でも違ったりするのが面白い。
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留学をしていると日本と韓国との共通する点と違いを感じる。ある時、年上の韓国人を注意したら、思わぬトラブルに発展。しかし、そこから韓国人の文化的な違いを感じた。それは……?
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サブプライムローン問題がきっかけで世界中の金融市場が混乱した。当の米国では空前の好景気が収束する恐れが出てきている。金余り現象で羽振りが良かった投資銀行やファンドは今後どうなるのか? MBAの学生にとって、これは実に重大な関心事なのだ。
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PHS事業を順調に伸ばしているウィルコムは、KDDIの子会社だったDDIポケットを、米カーライルが買収して誕生した会社だ。日本では外資系ファンドはとかく「ハゲタカ」扱いされるが、カーライルはハゲタカといえるのだろうか?
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サマーインターンが終わり、再びMBAでの学生生活が始まりました。連載再開第1回となる今回は“MBAと軍隊の関係”。日本ではあまり日常的な話題ではありませんが、MBAではけっこう身近な話題だったりするのです。
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サービスの価格設定とは、安すぎてもだめ、高すぎてもだめで難しいもの。定額料金が定着し、厳しい料金競争が続く携帯電話ビジネスで、売り上げを上げるにはどうしたらいいか、考えてみよう。
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新しい製品やサービスを市場に投入して成功するには、新しもの好きだけでなく、それが自分の役に立つかを見極める実利的な人々を取り込まなくてはならない、といわれる。携帯市場に新規参入したイー・モバイルの場合はどうだろうか?
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トップシェアながら、このところ他キャリアに押されぎみのNTTドコモ。同社が掲げた「ドコモ2.0」という標語、およびそのマーケティング戦略には、どのような狙いがあるのだろうか。
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M&Aでは企業価値が取り上げられます。しかしこの企業の「値段」はどうやって決まるのでしょうか? 複数の値段がつくこともあるようですが、そのメカニズムについて見ていきます。
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社会主義共和国キューバで暮らす人々の生活はどうなっているのか。平均月収15ドルで働く彼らの仕事や生活、夢などに迫りました。留学日記番外編として紹介します。
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ファイナンスの世界では「会社は株主のもの」――。資本主義のルールかもしれませんが、受け入れるのはなかなか難しいものです。今回は株価上昇を目指す株主の思惑と、それに反する経営者の存在について取り上げてみます。
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買収・合併はファイナンスの華かもしれない。前回に引き続き、M&Aについて見ていきます。今回はTOBについて、少し“邪悪な”テクニックをご紹介しましょう。それは囚人のジレンマを利用したものなのですが……。
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MBAで学ぶ内容のうち、重要な柱の一つがファイナンス。中でも大きなトピックがM&A関連です。「ポイズンピル」という言葉を多くの人が耳にしていると思いますが、今回はなぜポイズンピルが威力があるのか、企業を買収するファンドの立場で考えてみます。
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企業が戦略を立てる時、まず考えるのは「安売り」でいくのか「差別化」でいくのかです。月額980円のホワイトプランという“安売り”戦略を取るソフトバンクモバイル。彼らの戦略はどんな場合に有効なのでしょう?
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「おっくせんまん」と言われた瞬間に、何のことだか意味が分かる――それがネットカルチャーです。ネット上でビジネスを展開するには、“ユーザー間で共有されている情報”に注目することが大切になります。
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今回取り上げるのは「ゲーム理論」。携帯業界のような寡占市場に当てはまる理論「囚人のジレンマ」を紹介します。ソフトバンクの戦略は、囚人のジレンマに対する解となるのか? ソフトバンクの価格戦略について考えてみましょう。
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国内市場で好調が続くKDDIが、ついに海外進出を本格化させることが明らかになりました。同社の戦略はMBA的にどう解釈できるのか、事業ポートフォリオの考え方で見ていきましょう。
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今回からは、MBAで学ぶ知識を実際の市場に当てはめてみます。今回紹介するのは「5フォース分析」。ある市場がどれだけ激しい競争にさらされているかを見るためのツールです。携帯業界はどれくらい競争にさらされているのか? 5フォース分析を行ってみましょう。
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経営が分かるようになる、という触れ込みのMBA(経営修士号)。しかし実際に何を学び、その知識をどうビジネスに活かせるのでしょう。ロサンゼルス在学中の現役MBA留学生が紹介します。
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