必要なときに必要な時間だけクルマを借りる会員制サービス「カーシェアリング」。カーシェアリングサービス「タイムズプラス」を展開するタイムズ24が、同会員を対象に意識調査を実施した。
カーシェアリングのメリットとして挙げられるのは、15分単位の課金システムによりレンタカーと比べて短時間利用での料金が安いこと、マイカーと比べて維持費がかからないことなど。カーシェアリングサービスの満足度を問うと、「必要な時だけ使えて無駄がない」(78.8%)、「駐車場代、燃料費など維持費がいらず料金が安い」(66.1%)、「保険や車検などの手続きや、メンテナンスが必要ない」(47.1%)という声が多く寄せられた。
カーシェアリングの利用者に、将来的にクルマを購入したいと思ったことがあるかどうかを尋ねたところ、「元々、購入しようと思っていた」と答えた人が32.7%、「カーシェアリングを始めてから、自分の車が欲しいと思った」が17.7%、「購入する気はない」が49.7%という結果になった。
特に10代、20代のユーザーは、カーシェアリング利用前に49.9%だった購入意欲が、サービス利用後には86.2%まで上昇している。カーシェアリングサービスを使って実際に運転した体験がクルマへの興味を喚起する一因となっているのかもしれない。
カーシェアリングサービス「タイムズプラス」の会員を対象にしたインターネット調査で、有効回答者数は5616人。調査期間は2012年6月29日〜7月2日。
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