日本航空(JAL)は9月13日、2013年1月から国際線で開始予定の新サービス「JAL NEW SKY PROJECT」の詳細を発表した。JAL NEW SKY PROJECTの第1弾として選ばれたのは、ロンドンやニューヨークなどの欧米線で運航中のボーイング777-300ER型機の全クラスで、シートの居住性や機能性を「1ランク上の」品質に向上する「SKY SUITE 777(スカイスイートスリーセブン)」だ。
ファーストクラスではシート名を「JAL SUITE(ジャルスイート)」として、世界最大級となるフルフラットシートを導入する。
木目調でデザインしたコンパートメントは、シート時には書斎風に、ベッド時には寝室風のプライベート空間になる。ベッド長さは約199.4センチ、ベッド幅は最大部で約84センチと一般的な成人男性がゆったりとくつろげるサイズを確保。マットレスや枕はテンピュール製寝具を採用した。
個人モニターのサイズは、従来の19インチから23インチに拡大。操作はシート横に準備した液晶タッチパネル式エンターテインメントコントローラから行える。収納スペースを多く備え、テーブルを手前にスライドさせれば秘書などの同行者と対面で会話できるスペースにもなる。
同社執行役員で顧客マーケティング本部長の加藤淳氏は「日本の心をこめたおもてなし、利用者がくつろげるもう1つの住まいのような上質な空間を提供したい」とコメントする。
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