六本木で宇宙旅行、「スター・クルーズ・プラネタリウム」を体験してきた週末散歩(2/2 ページ)

» 2012年11月26日 18時41分 公開
[宮田健,Business Media 誠]
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プラネタリウムを超えた「ストーリー」を

 プロデューサーの大平さんにスター・クルーズ・プラネタリウムの見どころを聞いた。

「宇宙船による旅行をテーマにするというアイデアを、スタッフ全員で膝をつき合わせて議論しました。宇宙に行って帰るだけなら科学館の展示やプラネタリウムと変わりません。そこに科学的事実に基づいた映像を出しながら、架空のストーリーに自分ならではの宇宙観を盛り込みました」

 また、映像や音楽も本イベントで力を入れた点だという。「惑星のCG、特に月や土星のリングを通過する映像など、新たなソフトウエアで作成した部分には思い入れがあります」とのことだ。この映像表現も注目したい。

 最後のエリアには大平さんの作品「メガスター」のみが置かれている。「このエリアではゆったりと、好きなだけ星空を見ることができます。エリック・アーロンさんが今回のイベントのために作った曲を聴きながら、ゆったりと星空を見られるのはここだけです」(大平さん)

 スター・クルーズ・プラネタリウムは森アーツセンターギャラリー(森ビル52F)で開催。11月23日から2013年2月11日まで、金/土/休前日は23時まで開館しているので、六本木で宇宙旅行としゃれ込むのはいかがだろうか。

スター・クルーズ・プラネタリウムスター・クルーズ・プラネタリウム (左)新3D SKY WALK(右)MEGASTAR
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