ホンダ、NSXを3年以内に復活――NSXコンセプト初披露
本田技研工業は、北米国際自動車ショー2012で「NSXコンセプト」を世界初披露した。V型6気筒VTEC直噴エンジンを搭載するハイブリッドスーパースポーツだ。
本田技研工業は、北米国際自動車ショー2012で「NSXコンセプト」を世界初披露した。これをベースにしたスーパースポーツを米国で開発する予定で、3年以内に米国で発売し、順次グローバル展開する。
NSXコンセプトは、次世代V型6気筒VTEC直噴エンジンをミッドシップに配置する。さらに、ハイブリッドシステム「Sport Hybrid SH-AWD(Super Handling All Wheel Drive)」を採用し、走りと燃費性能の両立を目指す。
Sport Hybrid SH-AWDは、電動式の4輪駆動システムで左右の前輪には独立した2つのモーターが組み込まれる。また、V6エンジンに高効率モーターを内蔵したデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせる。左右のトルクは独立的に制御可能で、「クルマの旋回に必要な力を自ら生み出し、革新的なオン・ザ・レール感覚のコーナリングが可能となった」という。
ボディサイズは、4330×1895×1160ミリ(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2575ミリ。タイヤサイズは、フロントが255/35R19、リアが275/30R20と発表された。
アキュラブランドの小型セダンは米国の若者の心をつかむか?
北米国際自動車ショー2012には、NSXコンセプトのほかにアキュラ(Acura)ブランドのエントリーモデルと位置付けるスポーティな小型セダンのデザインスタディモデル「ILXコンセプト」、2代目となる新型コンパクトクロスオーバー「RDX」のプロトタイプ「RDXプロトタイプ」も出展。どちらも2012年春に米国で発売予定だ。
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