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マツダ CX-5、ディーゼルと4WDの組み合わせに大満足:岡崎宏司のクルマ DE トリップ(2/2 ページ)
4WDとディーゼルエンジンを組み合わせたこのモデルは、走りもいいし、快適性も高いし、燃費もいいし……と3拍子揃っていたのです。
ステアリングは「何となく」いいかも
ステアリングは軽くて、舵の正確さにも合格点は付きますが、BMWのようなカチッとした、心地よい正確さまでにはイマイチといったところです。何となく舵のキレは良く、何となく微舵も正確で、何となく軽快……、といったように「何となく」が前についてしまうといった感じなのです。
試乗車は、225/55R19サイズのタイヤを履いていましたが、リアからの揺すられ感、強い段差や舗装のヒビ割れなどでのショックが少し強めであることを除けば、乗り心地もOKでした。
さて、みなさんのいちばんの関心事と思われる燃費ですが、基本的に流れに乗って走り、ちょっと燃費を意識した運転をした区間の平均がリッター16.7キロ、存分にスポーティな走りを楽しんだ区間がリッター11.8キロ、総走行距離1100キロ余りでの平均がリッター15.6キロという結果が出ました。
かなり、いい結果だと思います。マツダ CX-5ディーゼル 4WD、間違いなくお勧めの1台です。(文&撮影:岡崎宏司)
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